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工芸技術などの無形の文化的所産で我が国にとって歴史上または芸術上価値の高いものを「無形文化財」といいます。無形文化財は、人間の「わざ」そのものであり、具体的にはそのわざを体得した個人または個人の集団によって体現されます。国は、無形文化財のうち重要なものを重要無形文化財に指定し、同時に、これらのわざを高度に体現しているものを保持者または保持団体に認定し、我が国の伝統的なわざの伝承を図っています。そのうちの一部をご紹介します。
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田島 比呂子 |

森口 華弘 |

福田 喜重 |

山田 貢 |
 羽田 登喜男 |
 玉那覇 有公 |

北村 武資 |
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伝統的な紅型の技術を習得された後、染料・顔料・糊の研究を重ねられ、さらに高度な技術が認められた。
すべての工程を一貫してご自身の工房で行われ、伝統的な紅型の制作体系を守られている。
特に手間と困難な技術が要求される、両面染(表と裏の両方に型付けをして染める)の伝統技法にも積極的に取り組まれ、技術保存に努力されている。 |
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昭和11年 |
(1936) |
沖縄県石垣島に生まれる |
昭和36年 |
(1961) |
城間栄喜氏元で琉球紅型の修行をする |
昭和47年 |
(1972) |
第24回沖展「奨励賞」受賞 |
昭和49年 |
(1974) |
第26回沖展「沖展賞」受賞 |
昭和50年 |
(1975) |
日本伝統工芸展初入賞 |
昭和52年 |
(1977) |
西部工芸展「金賞」受賞 |
昭和58年 |
(1983) |
沖縄タイムス芸術選賞「大賞」受賞 |
昭和60年 |
(1985) |
西部工芸展20周年記念特別賞受賞 |
平成3年 |
(1991) |
日本伝統工芸展文部大臣賞受賞 |
平成8年 |
(1996) |
重要無形文化財(紅型)保持者認定 |
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