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着くずれをチェックするには美しく着付けた状態を自分の頭の中にしっかりと入れておくことが大切です。化粧室に行ったときには鏡の前で全身を写しもし乱れているところがあったら応急処置を。でも自分では手におえないと思ったらホテルの美容室に相談するなどあわてないで対処しましょう。 |

衿元は美しいきもの姿のポイント。化粧室でもし伊達衿が浮いたり上前の衿がだぶついたりしているのに気付いてもコツを知っていれば大丈夫。 |
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まず左の身八ツ口に手を入れて下前の衿先を整えます。次に上前の衿をならしながらおはしょの衿の部分(または下の伊達衿)を引っぱって整えればOKです。 |

腕の上げ下げをしているうちに身八ツ口のところが乱れ、だぶついてくることがあります。これも化粧室で直しておきたい着くずれのひとつ。 |
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両脇で帯の下から出ているおはしょりをしっかり引きます。身八ツ口のだぶつきがとれたらおはしょりの余分を帯の内側へしまいこみおはしょりを整えます。 |

座ったり立ったりしているうちにヒップの部分がたるんで、帯の下にシワが出てくることがあります。化粧室ではうしろ姿のチェックも忘れずに。 |
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帯のたれをはね上げて、おはしょりの内側に手を入れてヒップの上に引き上げます。このときあまり引きすぎると裾丈が短くなるので、うしろ姿をもう一度確認。 |

椅子から立ったときや車から降りたとき、帯のたれがはねていることがあるのでこまめにたれに手をやって直します。 |
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たれの下から手を入れてお太鼓の下の部分までふくらませます。タオルなどをおちないように入れこめればプロ級。帯をまく前に腰ぶとんをしておくと安心。 |

椅子から立ったときなどにおはしょりが乱れていることがあります。立ち上がったときにさり気なく両手で引いていつも美しく保ちましょう。 |
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・苦しくなったら。 きちんと着付けてもらったのに苦しくなってきたら。帯の上から手を入れて胸の部分の伊達締めを少しゆるめるとずいぶん楽になり |
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